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Seri Omega International School
セリオメガインターナショナルスクール
 


ジョホールバルの国際空港のあるセナイ地区に新校舎を建て、
2013年に移転したセリオメガインターナショナルスクール。


元々はTaman Sutera Utamaに2002年に創立されましたが、
生徒増員のため10エーカーの土地を利用して、セナイキャンパスが創立されました。

プライベートスクールとインターナショナルスクールが併設されており、全校生徒2,600名の大きな学校です。


全校生徒のうち600名がインターナショナルスクールに在学しており、
殆どが中国系マレーシア人で、10%を韓国人が占め、日本人は3名のみです。


全167人の教員が働いており、ネイティブの先生は約10人程。
ネイティブの先生方の教える教科は英語、歴史、地理です。


プライベートスクール、インターナショナルスクールともに
英語以外の言語を話すことは禁止されており、英語の環境を作り出しています。



■特徴

この学校の特徴は何といっても、生徒指導を徹底しているということです。
授業態度や身だしなみにも厳しく、髪の毛の染色や制服の着崩しは注意を受けます。

男女交際は禁止しており、Year7からは教室内でも男女が隣同士で勉強をすることはありません。
またYear7入学時に10ポイントを与えられ、何か問題を起こした場合にポイントが減点されていきます。

例:携帯電話の持ち込みは3ポイントを減点
男女交際は10ポイントを一気に失う場合があります。
10ポイント全てを失った場合、退学処分となります。


また喧嘩や校則違反をした場合、校長室に呼び出され、
体罰(お尻への鞭打ち)を受けることもあります。

この鞭打ちの体罰があるということは、保護者も納得の上で入学する必要があります。

こちらの学校は「勉強」に力を入れている為、体育や課外活動等は殆どありません。

体育館は無く、体育は屋外のグランドまたはプールで行われます。
屋内に運動施設がない為、雨の日の体育は教室で保健体育という形で行われます。





入学前に校則、そして学校の方針を入学志望者である親子に説明をし、
同意をした生徒のみを受け入れています。

校則が厳しい分、生徒はとてもしっかりし、礼儀作法や目上の人への態度が躾けられるということです。

副校長が12名おり、責任をもってそれぞれの担任や教科の先生の指導にあたっています。



■授業内容

学年:Year1~Year11(6歳~16歳)

科目:Year1~Year6 中国語、マレー語、英語、数学、理科、
歴史、地理学、パソコン、道徳、音楽、美術、体育

Year7~Year11 中国語、マレー語、英語、数学(発展したAdd Mathと通常のModern Math)、
理科(物理、生物学、化学)、歴史、地理学、パソコン、道徳、技術、体育、音楽、美術、アカウンティング(Year10から)


授業時間:月曜日~木曜日 8:00~14:00
金曜日 8:00~12:40
土曜日 9:00~12:00(クラブ活動。Year4以上の生徒から参加可能)
1日4限授業で、授業時間は教科によって異なります。(中国語は35分間授業、英語や理科は2時間連続授業など)

教科書はケンブリッジの教科書を採用し、期末テストは年に2回実施されます(6月と11月)。

クラス数:インターナショナルスクールのクラスは1学年に1クラス。
他の学校と比べると1クラス40名と生徒数が多いです。

担任の先生は、1クラス1名。




■特別授業

校内にある1200人を収容できる多目的ホールでは
毎日の放課後を利用して特別授業が行われています。

14:00~17:30まで希望者のみ特別授業に参加できます。

有料となっており、1か月RM600(食事と帰りのバス代込)です。

教科ごとに先生が指導をしてくれる為、苦手教科の克服にも最適です。
現在、約180人の生徒が参加しています。





■クラブ活動・課外活動

学校での課外活動は毎日実施されていません。
毎週土曜日の9:00~12:00のみ隔週で課外活動が行われ、年間9~12回の実施になります。

研究やスポーツ、音楽、少し変わったクラブでは、レゴクラブもあります。
材料費のみ自己負担となっています。(レゴクラブの場合、RM400)

Year9になると、1泊2日のスクールキャンプがあります。
毎年行先や旅程は異なりますが、昨年はシンガポール動物園を訪れた後、
学校でキャンプを行ったそうです。

費用は全額学校が負担します。



■入学方法

学校のカリキュラムの中にはELLクラス(英語力の不十分な児童生徒への英語クラス)は無い為、
入学時に授業についていける程度の英語力が必要ですが、
韓国人や日本人など全く英語が出来ない生徒も入学の可能性はあります。

その場合、入学後に家庭教師を雇って勉強するなどの努力が必要だと言っておりました。

入学試験として英語・数学のテストを受験します。

また授業についていけないと判断された場合、1学年下から始めることもあります。
その生徒が自分の年齢の学力に達したと認められた場合、本来の学年に戻ることも可能です。


■感想

私達が居る間に、アドミッションオフィスに「生徒の上着の着方がなっていないので、
きちんと着るよう指導するように」と校長から通達がありました。

毎日、何名もの生徒が指導を受けるために休み時間に校長先生の部屋に入っていきます。

生活習慣と勉強をしっかりさせるという校長のポリシーがとても強く反映されている学校だと思いました。
インターナショナルスクールというよりは、シンガポールの現地校に近い雰囲気です。

少し極端ではありますが、教育に対して真摯に取り組んでいる学校であると感じました。

校則が厳しい学校ながらも、昨年のオープンキャンパスには約500人もの人が参加したということです。

お子様を厳しく育てたい方や勉強に力を入れたいという人には良い学校ですが、
スポーツなどと両立させたい方には向いていないかと思います。

ただホームワークの授業を取らなければ、放課時間が14時と早いので、
その後個人でスポーツやピアノなどのレッスンに通う事は可能だと思います。


■学費

・Year1~Year6(拡大)




・Year7~Year11(拡大)



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