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マレーシア教育事情
 

多民族が共存するマレーシア。
公用語はマレー語ですが、あらゆるシーンで言葉の壁を感じることはありません。タクシーのドライバー、ショップの定員、レストランのウエーターからビジネスシーンに至るまで英語でのコミュニケーションが可能です。
イギリスやオーストラリアの大学で勉強する人は確かに多いですが、海外での経験は皆無という人であっても、流暢とは言わないまでも、コミュニケーションは取れます。
バイリンガル、トライリンガルという人は、全く珍しくない環境です。


シンガポールとの国境の町・ジョホールバル

マレーシアに滞在する日本人は約2万1千人で、ジョホールバルには約1千人の日本人が短期滞在、長期滞在含めて住んでいます。
以前は駐在でジョホールバルに住むケースが多かったのですが、近ごろはお子様の教育のための移住が増えています。

人気の理由は、

1.シンガポールに近い
2.英語と中国語が同時に学べる環境
3.留学費用が他の国に比べて抑えられる
4.日本人が首都のクアラルンプールより少ない


という点が挙げられます。

ジョホールバルの教育事情

教育制度はかつてイギリスの植民地であったことからイギリスとよく似ています。また、欧米の大学との提携も盛んなため、海外の大学へ進学する道が開けています。イスカンダル計画によって開発が盛んなジョホールバルでは、エデュシティーと呼ばれる教育ハブ地区があります。そこでは600エーカーにも及ぶ広大な土地に、海外の有名教育機関を10校以上誘致しました。2012年秋には、英国本校の卒業生に英国皇室のウィリアム王子と結婚したキャサリン妃も名を連ねる、超名門寄宿学校「マルボロ・カレッジ・マレーシア」も開校しました。シンガポールに駐在している多くのイギリス人家庭のお子様も通っています。

ジョホールバルの幼児教育

就学年齢に達していないお子様でも通う学校によってはビザが取得でき、幼稚園に通園が可能です。幼稚園の選択肢としては、インターナショナルスクールの幼稚園、長期ビザで滞在している場合にはローカルの幼稚園にも通園ができます。

ジョホールバルの学校の種類

≪日本人学校≫

すでに長期ビザを取得している場合、日本人学校への通学も可能となります。日本の教育を軸に、国際理解を深めることが可能です。

≪インターナショナルスクール≫

イギリス系、オーストラリア系、アメリカ系の教育制度を持つインターナショナルスクールがあります。入学には英語力が必要となる学校もありますが、英語のサポートをしてくれるクラスを持つ学校もあるので安心して通うことができます。海外への進学を視野に入れた教育を受けるため、欧米の大学へ進学する道が広がっています。

≪現地ローカル私立校≫

算数の進み方は日本に比べても早く、中国語やマレー語での入学テスト・授業があるため、日本から直接の入学はほぼ不可能です。従って、ローカル校へ通わせたい場合は幼稚園から通う必要があります。

 
保護者ビザについて
 
日本国籍の方は、観光ビザで3ヶ月間滞在が可能ですが、3ヶ月以上の長期滞在や親御様もお子様のご留学に同行する場合はビザを取得する必要がございます。
 
学生ビザ+保護者ビザ

18歳未満のお子様が学生ビザを取得し、親御さまが保護者としてビザを取得できます。基本的にはお子様1名に対して1名の保護者が同行できますが、学校や州、移民局の方針によって異なりますので確認が必要です。お子様がお一人でご両親お二人が同行されたい場合は、こちらまでお問い合わせください。学生ビザと保護者のビザは1年ごとの更新となり、ビザがどの月に発行されても翌年の1月に再更新となります。
 
マレーシアの場合、学生ビザの手続きは日本のマレーシア大使館ではなく、学校を通してマレーシアの移民局に対しておこないます。ですが、すべての学校が学生ビザの手続きをおこなってくれるわけではありません。親御さまが就労ビザやMM2Hビザをもっていないと入学が許可されない学校もあるので、事前に学校に確認をする必要があります。
 
MM2Hビザ
 
MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)ビザとは、マレーシア政府によって推進されている長期滞在ビザです。年齢制限がなく、経済面での申請条件をクリアすれば、10年間の長期滞在が許可され、その後も更新可能です。多額の投資や定期預金をする必要がなく、英語力や企業経営の経験がなくても申請できることから、申請件数は毎年増加しています。