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留学・移住Q&A その1
 

Q.ジョホールバルにはどのようなインターナショナルスクールがありますか?

A.
マルボロ・カレッジ・マレーシア(MARLBOROUGH COLLEGE MALAYSIA)
ラッフルズ・アメリカン・スクール(RAFFLES AMERICAN SCHOOL)
エクセルシオール・インターナショナルスクール(Excelsior International School)
リアル・インターナショナルスクール(REAL International School)
セリ・アラ・インターナショナルスクール(SRI ARA INTERNATIONAL SCHOOL)
オースティン・インターナショナルスクール(Austin Heights International School )
オメガ・インターナショナルスクール(Omega International School )
フェアビュー・インターナショナルスクール(Fairview International School)
テンビー・インターナショナルスクール(Tenby International School)

 



Q. インターナショナルスクール入学 は子供が何歳(何学年)の時が理想的ですか?

A.
ご家庭の教育方針によって異なりますが、第二言語を学ぶのに最適な年齢は、
一般的には小学生くらい、10歳くらいまでと言われています。

第一言語をしっかり習得した時期で、かつまだ脳に特殊な言語能力が残っている時期です。

意味の分からない音の羅列を聞き取り、それを意味のある言語として解析する能力、
つまり、文法を自然に自分の頭で解析し、理解・応用する能力が、この頃を過ぎると消えてしまいます。

幼稚園からの早期のバイリンガル教育は発音がネイティブ並みに美しくなりますが、
バイリンガル環境を継続しない限り言葉としての定着が弱いとされています
(幼児期は英語を話せるようになるのも早いが、忘れるのも早い)。

よって、日本語(母国語)の基礎ができてきた小学3,4学年あたりにスタートされるのが理想的で、
日本語と英語を学べる環境を作っていく必要がございます。

ただし、これには個人差があり、日々の取り組み、学校の先生やカリキュラムも影響してきます。
中学生から始めた方でも非常に努力され、流暢に話すようになる方もいらっしゃります。

 
Q. うちの子は英語が話せませんが、インターナショナルスクールに入れますか?

A.
多くのインター校では、入学前に英語レベル(英・数・面接)をチェックします。
英語力が不十分と判断されれば、英語力を付けるための特別クラスを設けている学校もあり、
そこで一定期間準備をすることができます。

また、学校によっては、英語力が満たない場合、学年を下げて入学を認める場合もありますが、
その後本来の年齢の学年に戻すことが認められていない場合があり、要注意です。

一時的な処置とこちらは考えていても、学校と入学前に確認がうまくなされていないため、
学年が下がったまま進級をしていきます。

高校、大学と進学していく際も、学年を下げたままになります。
志望校に入学が難しい場合、最初の1年~2年は志望校以外のインター校で
英語力をつけ志望校へ転校するという方法も選択肢の一つです。
長期的な視野に立って見ていくことが大切です。

 
Q,インター校の先生は皆さんネイティブスピーカーでしょうか。

A.
マルボロカレッジなどのインターにつきましては、教科担当は全てネイティブスピーカーの先生です。
他の学校ではその比率は変わりますが、マレーシア人の先生でもイギリスやオーストラリアなど
英語圏で学位を取った方が多く、きちんとした英語を話します。

また、英語の授業はネイティブスピーカーの先生が教える等、各学校に先生の質は異なります。
もちろん、先生によっては、ある程度のアクセントは存在します。

しかし、マレーシアに来ていただければすぐに分かりますが、英語が非常に普及しており、
仕事においてはコミュニケーション、メール、書類、契約書など英語で行われていることが多く、
マレーシアはシンガポールと並び、非英語圏で英語で仕事や生活ができる国として高く評価されています。

マレーシア人がレストランやファーストフード店で英語でオーダーしていたり、
中華系マレーシア人とマレー系マレーシア人が英語で会話しているのを目にします。

ここマレーシアでは英語を日常のコミュニケーションのツールとして、
様々な日常シーンで活用していただける環境です。
 

Q. 幼少から海外で英語教育を受けると、日本語の上達が遅れる、
あるいは日本人のアイデンティティが失われると聞きますが、大丈夫でしょうか?


A.
幼児期に長く海外生活をすることで、子供は2つの言語・文化を同時に学ぶことになります。
この2つの側面をうまくバランスさせるには、家庭でのしっかりとした日本語や生活習慣が大切です。

しかし、日本語だけの生活環境とは異なり、5歳ぐらいまでのバイリインガル環境では、
どちらかの言語の語彙が少なかったり、あまり積極的に話さなかったりすることもあります。

これは一般的に、体の成長と共に母国語だけで話す子供たちと同等のレベルに追いつきます。
長期の留学をお考えならば、日本語塾の活用も視野に入れてはいかがでしょうか。

 
Q.マレーシアの生活費が日本の3分の1って本当?

A.
よくマレーシアの物価は日本の3分の1~半分程度だと言われます。

確かに、日本と比べると物価は安いです。
ですが、日本の3分の1の値段で生活できるわけではありません。

留学の費用は、学校、住宅、ライフスタイルなどにより大きく異なります。
つまり学校、住宅、ライフスタイルの標準値をどこにおくかによります。
24時間セキュリティ&プール、ジム、テニスコート付きのマンションもしくは戸建てに住み、
子どもがインター校に通う生活を東京、シンガポール、
あるいはイギリスでした場合と比べれば安いのは間違いありません。

24時間セキュリティ&プール付きで120㎡3LDKのマンションに住みながら、
生活費、授業料(1人分)込で月25万円の快適な留学生活を送られている親子もいらっしゃいます。

 
Q.インター校により学費に大きな違いがあるようですが、何が違うのでしょうか?

A.
学費の違いは運営母体、キャンパス・教室などの設備、先生、クラス生徒数などによって異なってきます。
例えば、マレーシアのインターナショナルスクールで最も高いといわれているマルボロカレッジ・マレーシアは
イギリスの歴史あるボーディングスクールの分校です。

現地採用ではなく、イギリスで採用試験が行われ、派遣されます。
先生の約半数がマルボロカレッジと関係のある人(卒業生、教鞭経験者)で構成されており、
歴史あるマルボロカレッジの文化を持ち込もうと努力しています。

東京ディズニーシーに匹敵するサイズのキャンパスにテニスコート8面、サッカー場2面、クリケット場、ラクビー場2面など
大学のキャンパスのような施設に、800人に満たない生徒が利用しています。

少人数のクラスに担当先生とアシスタントがついており、
マネジメントのスタッフもイギリス人で運営されています。

そのためどうしても授業料が高くなります。
しかし、年間400~500万円程度するイギリス本校の学費に対し、マレーシア校は200万円~300万円であるため、
シンガポール在住のイギリス人から人気があり、
通学させるためにジョホールバルに移住してくる人も少なくありません。

これからの時代の教育として注目されているIB(国際バカロレア)プログラムは、
学校もIB本部からの認可を受ける必要があり、先生もIBカリキュラムを教えるために
一定のトレーニングを受けている必要があります。

そのため、きちんとしたIBカリキュラムを提供している学校の授業料は高い傾向にあります。
その中で、フェアビュー・インターナショナルスクールの授業料は年間70万円~150万円と日本の私立学費とあまり差がありません。

ジョホールには私学と一緒に並立しているインター校もあり、
こちらはローカルの子女の入学が多く見込まれることから学費は比較的抑えられているようです。

ただし、どの学校も教科書は英・米(算数は一部に星)の国々と同じものを使っていますので、
勉強内容はインター校の特性を生かした取り組みをどの学校もしています。
下見ツアーなどを利用してご自身の目で、慎重にご予算と教育内容を見比べ、お子様にあった学校を選ぶことが大切です。
 
 
Q. 私はシンガポールでの業務が終了し、日本に帰国することになりました。
現在子供をシンガポールのインター校に通わせていますが、
ジョホールバルのインター校への転校を考えています。
妻と子を隣のジョホールバルに滞在させ、子供をインター校へ通わせることは可能でしょうか?


A.
マレーシアにはガーディアン(保護者)ビザがあり、生徒の保護者の方に発行されますので、親子で滞在が可能です。
基本的にはお子様1名に対して1名の保護者に発行されます。

学生ビザと保護者のビザは1年ごとの更新となり、
ビザがどの月に発行されても翌年の1月に再更新となります。

ただし、すべての学校が学生ビザの手続きをおこなってくれるわけではありません。
親御さまが就労ビザやMM2Hビザをもっていないと入学が許可されない学校もあるので、
事前に学校に確認をする必要があります。